「たっちレディオ」の510回で田淵さんが紹介していたので、「発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち」という本を読んでみました。
そんなわけで読書メモです。
発達障害には以下のような種類があり、症状が強く出て生活に支障が出ると発達障害と診断される。
- ASD(自閉スペクトラム症)
→ こだわりが強く、臨機応変な対応が苦手。対人関係が苦手なこと。 - ADHD(注意欠如・多動症)
→ 気が散りやすく、うっかりミスが多いこと。 - LD(学習障害)
→ 読み、書き、計算が苦手なこと。
これらの症状は「ある」「ない」の二元論ではなくて、状態の強弱がグラデーションのように現れる。また1つの状態だけが現れるわけではなく、複数の状態が重複して現れることがある。
なので、ASDやADHDといったと個別の状態が弱い場合は、ADHDとして診断はつかないが生き辛さを感じる、といった場合もある。
生き辛さを解消するには以下のようなアプローチがある。
- 生活の「環境調整」
- 福祉サービスによる「支援」
- 医学的な「治療」
「支援」や「治療」は専門機関を受診、問い合わせをする必要がある。
「環境調整」は症状を特性と捉えて理解し、特性にあった生活をする。
たとえば、周囲に自分の状態を伝えて事前に弁解したり、ASDやADHDの特性を長所といして活かせる働き方を探す。
病気ではなく性質として捉えて、治すのではなくて上手く付き合っていく。
僕も思い返してみると、読書中に別の本が読みたくなってしまったり、他人と雑談するのが苦手だったりするので、ADHSやASDの傾向があるのだと思います。
生活に支障が出ていないのは周囲からのサポートよるものが大きいので、遠方に引っ越したり、転職したら生活出来なくなる可能性が高いです。
感謝しつつ、周囲からサポートを受け続けるというのは公平ではないので、自分のできる限りの貢献をしていきたいところです。
(珍しく真面目なことを書いてしまいました。)