はじめに
先日のGoogleイベントで日本での発売が発表されたGoogle Home Miniを購入しました。
Google Home Miniができることや同封物については以下のようなページで多数公開されているので、ここでは省略します。
Google HomeとGoogle Home Miniの違いはスピーカーの音質程度のようで、動作内容自体に差異は内容です。
手のひらに乗るスマートスピーカ「Google Home Mini」開封の儀
Google Home Miniの電源ポートはマイクロUSBです。次期的にTypr-Cが使われると思っていたので意外なところです。
ただ、僕の身の回りにはマイクロUSBを使っているデバイスがまだ多いので、他のケーブルを流用できるので結果オーライと考えていました。
しかし、下の写真を見ていただくと分かる通り、マイクロUSBポートが本体の奥の方についているので、Google Home Mini自体がケーブルと干渉してしまい、僕の持っている他のケーブルでは代用することができませんでした。
まぁ、持ち運ぶ想定をしていないので仕方がないのですが、ちょっと別の部屋に持っていきたいときには不便でですね(バッテリーも内蔵していないので、給電しながらでないと使えませんし)。
とりあえず、天気やニュースを尋ねたり、音楽を再生したりしましたが、対応しているサービスについては、求めている解答が返ってくるのでとても気持ちがいいです。
僕は滑舌が悪いので、音声認識がうまく動作するか不安だったのですが問題なく使うことができました。
さすがはGoogleさんです。
しかし、対応しているサービスがまだ少ないので、かゆいところに手が届かないと感じる部分も多いです。 例えば、僕はPocket Castsというサービスはを使ってPodcastを聴いているのですが、まだGoogle Home Miniに対応していません。 「未視聴のPodcastを順次再生」とかを音声で指示ができればベストです。
懸念事項
Google Home Miniは物理的にミュートボタンがあるので、マイクを無効にすることもできますが、基本的には音を拾い続けたまま使うことになると思われます。
以下のようなバグもあったようですし、悪意の有無に関わらず、情報が外部に漏れてしまうリスクは考えておくべきでしょう。
Google Home Miniに常時録音してしまうバグ発覚、すでに修正済みで製品版には影響なし
極端に悪意がある例では、ジョージオーウェルの1984に登場するテレスコープを使って、国民の監視をしていました。 現時点でのGoogle Home(Mini)は音を拾うだけですが、今後カメラなどが搭載されると、ますますテレスコープ化していくことになります。
良い例でいうと、自分の家に異常があったことを検知できるので防犯、防災対策に活用することが期待できます。 また、体調の変化をすぐ発見してもらえたり、アリバイの証明に使うこともできるかもしれません。
今後の希望
現在は、一問一答での対話となっているので、正直なところ会話をしている感じではありません。 会話のキャッチボールが長く続けられるのであれば、英会話のレッスンを受けたり、愚痴を聞いてもらったりできそうです。
HoloLensをはじめとする、Mixed Realityのヘッドマウントディスプレイと連携させ、アシスタント用のアバターを仮想空間上に表示することも可能になると思います。 そうすれば、Haloシリーズのコルタナや、PSYCHO-PASSの登場人物 常守茜の部屋にいるクラゲ型アバターのキャンディ、のようにますます愛着を持って扱うことができそうです。
Googleの公式ブログにも記載されているように、開発キットも公開されています。
日本語にも対応し始めたようなので、何か作ってみても面白いかもしれません。
Google アシスタント対応アプリを日本語で開発してみよう